2019年04月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2019年04月22日(月)

☆狂犬病集合注射2日目☆

今日も狂犬病の集合注射でした。それも、午前と午後、以前は、午前、午後のどちらかだったんですが、接種事故があった時のために、接種頭数に関係なく一会場に獣医師2名が出ることになったので、出務回数が増えて、こんなことになりました。

接種事故というのは、ワクチンを打った後に犬の具合が悪くなった時、治療にあたらないといけないので、2名体制になりました。とは言っても、このようなことは、数年に一回位しかないんですけどね、健康状態が悪そうな子には会場で打たないで、病院で打つように勧めますからね。

午前と午後で5会場で50頭位のワンコにワクチンを接種しました。以前は、一会場で50頭くらい打つこともありましたが、最近は病院で打つ子が多くなったので、集合注射会場で打つワンコの数が少なくなりました。

打つ方も、あわただしく時間内で打たないといけない集合注射よりも、病院の方が時間の制約がなくて打ちやすいですね。

●2019年04月20日(土)
☆今日のワンコ☆

「これを4日前に食べさせてから、嘔吐や下痢の症状が出て、昨日は、絶食させて、ヨーグルトしか与えていません」と10歳の小型犬がやってきました。食べさせたものも持参してましたが、これが、乾燥させたスペアリブみたいなおやつで、長さは10センチくらいあります。骨の周りに乾燥した肉がついていますが、ほとんど、骨で、のこぎりじゃなと切れないくらいの硬さです。「これを食べさせたの!!」。

主な症状は下痢のようですが、念のためにレントゲンを撮りました。レントゲンには骨は写っていませんでしたし、ワンコの食欲はあったので、無事に消化したみたいです。

整腸剤と抗生物質を処方しましたが、10歳の小型犬がよくこんな硬いものをかみ砕いて食べられたものです。万一、丸のみしたら大変なことになっていました。

家畜の飼料には、検査機関のチェックが入っていますが、ペットフードには規制はありません。しかし、こんなものを作って、小型犬が食べたら危ないって思わないんですかねぇ〜、せめて、「大型犬専用です。小型犬や、丸飲みしそうな子には与えないでください」くらいの注意書きは欲しいですね。

ササミジャーキーの丸飲み事故や、歯を丈夫にするという硬いおやつ(牛のひづめなんてものもあります)の事故は起きてますから、注意してくださいね。

●2019年04月19日(金)

☆狂犬病集合注射☆

今日から八幡東区の狂犬病集合注射が始まりました。我々獣医師が公園などに出向いてワクチンを打ちます。以前は、中型、大型の雑種犬が多くて、平日ですから、女性の方や春休み中の子供さんが嫌がる犬を引っ張ってきて、うまく抑えられないので、注射を打とうとすると犬が暴れて大変でしたが、最近は、小型犬でほとんどで、純血種で大人しいので、抱かれて打てるようになりました。

今は、注射料金も、病院も、集合注射会場も同じになってますから、最近は病院で打つことが多くなりましたね。やはり野外よりも衛生的だから、院内で打った方が良いと思います。こっちも、ゆっくり診れますからね。

●2019年04月16日(火)
☆今日のニャンコ☆

メス猫のチャチャちゃんです。体重は3kgです。不妊手術前のワンショットです。

●2019年04月15日(月)
☆当院の猫たち☆

もうすぐ1歳になる眠と、もうすぐ20歳になる竹です。眠はカメラを向けられて、「これはナニかな?」ってな顔してます。その後ろで、「コヤツうっとうしいいなぁ〜、1年前に来たときは体重は150gしかなかったのに、今は自分より大きくなって傍若無人にふるまいやがって・・」ってな顔してるのが竹です。猫長寿記録に挑戦中です。各種検査に異常値はありません。

●2019年04月13日(土)
☆ピーとお花見☆

すでに桜は散りましたが、先日、当院のピーとポチを連れて、近くの公園にお花見に行きました。気持ちの良い春の午後でした。ピーの目の先にあるのは、桜ではなくて、お弁当です。おかずを貰えそうなので嬉しそうにしてます。今年で14歳になります。ラブラドルの14歳は、人に換算すると90歳くらいになるんじゃないかなぁ〜、まだ食欲旺盛です。来年も一緒にお花見にいけるといいね。

●2019年04月12日(金)

☆火曜日のワンコ☆

お尻の横の膨らみを押すと、ちょろちょろとオシッコが出ますが、かなりの血尿です。腎機能も少し悪くなっていましたから、手術で反転している膀胱を正常な位置にもどしてやらないといけません。早くやった方が良いと判断して、午後7時から手術を始めました。

肛門の横で出っ張りを切開すると、暗赤色に変色した膀胱がありました。位置が変わったことで、血行障害を起こしているのでしょう。幸い、組織は死んでいないようなので、指でゆっくり押し込むと膀胱はお腹の中に納まりましたが、指を避けるとまたコッチに来るので、来ないようにガーゼで蓋をしてから、周囲の筋肉を縫い縮めて、ヘルニアの孔を塞いで、手術を終えました。

再発や反対側がヘルニアを起こさないように、去勢手術も同時に行いました。

会陰ヘルニアの手術は時々やりますが、ほとんどが排便障害(ウンチが出にくい、痛がって悲鳴をあげる)という症状です。この子も以前からヘルニアがあるのは分かっていましたが、特に症状がなかったので、手術を延ばしていました。「会陰ヘルニア」の手術は、早ければ早いほど、術後の経過が良いを言われてますから、今回のことを踏まえて、積極的に手術をお勧めしたと思います。

発症するのは、未去勢のオス犬ですから、去勢手術も積極的に勧めたいと思います。

●2019年04月10日(水)

☆昨日のワンコ☆

昨日の夕方、グッタリした小型犬が来院しました。「今日の午前中までは普通でしたが、お昼位から元気がなくなって、うつろな感じで寝てるので、連れてきました」ということです。

以前と比べると体重が落ちてますから、健康になにか問題があるのかも?と思いながら診察し始めました。オシッコが血尿だということが分かりました。かなりひどい血尿です。オチンチンの先から漏れてきてます。

「膀胱炎」だな、と思いながら膀胱を見るためにエコーをあてますが、膀胱がわかりません。オシッコが出尽くして、膀胱が収縮してるとわからないことがあるので、オチンチンの先から細い管を入れて、生理食塩水を膀胱に入れて確認しますが、まだ見つかりません。「膀胱、どこにあるの??」。その時、肛門の横が膨れているのに気づきました。そこにエコーをあてると「こ
のに気づきました。エコーを当てると「ここに膀胱があった!」。

未去勢のオス犬には「会陰ヘルニア」と言う病気があります。原因ははっきりしないのですが、お尻の筋肉が薄くなって、直腸が曲がってしまい、そこに便が溜まるので、うんちが出にくくなる病気です。排便困難が主な症状ですが、まれですが、ヘルニアの穴に膀胱が落ち込むことがあります。膀胱が裏返ってしますので、オシッコが出せなくなります。

今日のワンコもその病気でした。飼い主の方によると、2〜3日前からオシッコに血が混じっていて、オシッコも出にくかったそうです。ヘルニアの穴に膀胱が落ち込んでオシッコが出せなくなって、膀胱がパンパンに膨らんだので、粘膜が破れて出血したのでしょう。うんちが出にくい会陰ヘルニアはまだ余裕がありますが、オシッコが出なくなったときは、緊急な処置が必要です。

つづく・・。

●2019年04月08日(月)

☆今日のワンコ☆

4月になって、年度も変わり狂犬病の注射で来院する子が増えてきました。それと同時に、フィラリアの予防薬をお持ち帰りになる方も居ます。蚊が出始めて1か月後位から予防薬を月に一回投薬し、蚊が居なくなって1か月後を最後にします。当院では6月から11月までを基本として、蚊の多い地区は12月まで投薬してもらってます。感染が始まってから投薬して、感染子虫を駆除して、心臓に行くのを阻止するというやりかたですから、まだ蚊が居ない時から投薬する必要はありません。お薬をお持ち帰りになっても、投薬は6月からとお願いしています。あまり早く飲ませ始めると、終わりが早くなって、予防できなくなります。

お薬は、錠剤やお肉タイプでおやつ感覚で与えられるものや、ノミ、ダニも同時に駆除できるお薬もあります。ご相談しながら、飼い主の方のご希望に合うものを出しています。

ことしは、これ以外に、注射薬も使うことにしました。1回接種したら、1年間予防できるというもので、お薬がうまく飲めない子には使いやすいと思います。効果は1年間持続しますから、蚊の出ていない、感染前の冬から春に注射しても予防できます。注射ですから、確実ですしね。

サーパーとの契約の関係で、しばらくHPが閉鎖されてましたが、また復活しましたから、情報発信していきますね。

●2019年04月02日(火)
☆今日のワンコ☆

チワワのオリバーくんです。生後3か月の女の子で体重は800gです。ワクチン接種で来院しました。

●2019年04月01日(月)

☆今日のワンコ☆

朝一で、14歳の小型犬が来院しました。呼吸が早くて苦しそうだそうです。昨夜は、ハーハー言ってあまり眠ってないそうで、昨日の午後に急に悪くなったということです。

話をお伺いして、一番初めに心疾患を疑いました。ただ、心臓病の既往症もなくて、ワクチンなどの定期的な来院の時のカルテにも、そのような記載はありませんが、胸部レントゲンを撮ってみました。呼吸が早いということなので、心疾患から肺水腫を発症したのではないかと思いました。

現像されたフィルムを見ると、それほど心臓は悪くなさそうですし、肺水腫の所見もありません。胸部をねらって写しましたが、横の方に少し写っている腹部に、ガスが入って膨れている胃がありました。改めて腹部を撮ってみると、胃がパンパンに膨らんでいるのがわかりました。原因はこれです。

犬には、胃拡張ねん転症候群という病気があります。主に、胸の深い大型犬に見られる病気です。胃が捻転してるときは、すぐにお腹を開けて戻してやらないと、死んでしまいます。「こりゃ、大変だ」。拡張だけでしたら、ガスを抜いてあげれば回復します。

レントゲンでは、ねん転はないような感じ(希望的観測も入ってますが・・)です。まず、ガスを抜いてみることにしました。お腹の外から細い針を刺して抜気を試みますが、上手く抜けません。少し乱暴ですが、ゼリー状の局所麻酔薬を先端に塗った管を、口から突っ込んで、ガスを抜きました。これは上手くいって、保定してる看護師が、「あっ、お腹がふわふわになった」と言ってます。ガスが抜けたのをレントゲンで確認します。

これで次に溜まって来なければ大丈夫です。時間をおいて、確認のためにレントゲンを撮ると、胃の中にガスは溜まっていませんでした。胃拡張だったようです。

食事の後に運動したり暴れたりしてないそうなので、原因ははっきりしませんが、年を取って、消化器の運動機能が落ちたのかなぁ〜。ねん転がなくて本当に良かったですね。





WebDiary CGI-LAND