2010年03月
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●2010年03月09日(火)

☆今日のニャンコ☆

1週間ほど前に「オシッコが出にくい」ということで、3歳のオス猫が来院しました。お腹を触ると、膨らんで硬くなった膀胱が確認できました。

膀胱炎により尿道閉塞が起こっていることが推測されましたから、尿道から細い管を入れて尿道を開通させてから、生理食塩水で膀胱の中を洗いました。洗浄液の中には、剥がれて落ちた膀胱粘膜と血液、細かい砂で出来た粘着物が出てきました。膀胱の中の尿は出血でまっかっかでした。

通常、このパターンですと、猫の尿道に細い管を入れて、それが抜け落ちない様に包皮に縫い付けて、点滴をしながら入院治療をしますが、今日のニャンコは、大人しい猫だったので、膀胱洗浄まで無麻酔で出来ました。

ニャンコはそれほど落ち込んでいる様には見えませんでしたから、一旦お家に帰ってもらって、膀胱炎のお薬を飲みながら様子を見てもらうことにしました。次に再閉塞したら入院治療になります。飼い主の方から、ニャンコの様子を伝えるメールが届きますが、メールだけではいまひとつ症状がはっきりとしません。はたして、オシッコは出ているのか・出ていないのか?

本日来院してもらうと、膀胱炎はまだ完治していませんでしたが、オシッコは出ていました。飼い主の方からメールが入るたびにドキドキしていましたが、何とか入院させないで治りそうです。良かったですね。入院したくないので、猫は気合でオシッコを絞り出したのかも??

●2010年03月08日(月)
☆今日のワンコ☆

MDのタラちゃんです。3歳の男の子で、体重は6.5kgです。今日はワクチン接種で来院しました。美男子ですね。

●2010年03月06日(土)
☆今日のワンコ☆

チワワのココロちゃん(メス、9ヶ月)とモリゾー君(オス、3ヶ月)です。小さい子がモリゾー君で大きな方がココロちゃんです。モリゾー君はココロちゃんのお婿さんだそうです。姉さん女房ですね。来年の秋くらいにはチワワの子犬が居るかもしれませんね。

●2010年03月05日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は15歳のメスの中型犬の太ももに出来た腫瘍を切除しました。赤ちゃんのこぶし大の腫瘍です。少しずつ大きくなってきました。ワンコが高齢なのでどうしようかと迷いましたが、このままにして置いて腫瘍が大きくなって表面が敗れて出血が始まると、ワンコの健康状態が悪くなることがあるので、飼い主の方と相談の結果、手術で摘出することにしました。

エコーで見ると、腫瘍と周囲の筋肉との境界ははっきりしている感じですから、切除はあまり大変そうではありませんでしたが、問題は麻酔です。少し肥満気味の高齢ワンコですから、かなり慎重にやらないと、麻酔事故の危険性があります。

まず鎮静薬を使います。同じ体重の健康なワンコの半量をゆっくりと投与しました。鎮静効果が出ると、ワンコはトロンとなって、人に例えると、お酒が少し入ってトロンとなった感じになります。トロンとなったところで麻酔導入薬を血管から入れて、気管送管して麻酔ガスを流して麻酔に入ります。

ところが、今日のワンコは半量しか使ってないのに、トロンではなくて、泥酔状態になってしまいました。幸い、呼吸や心臓の状態は安定していて、意識は失っていませんでしたが、都合の悪いことに、午前中の受付終了後に来院された方がいて、そちらも診なくてはならない、高齢ワンコも麻酔も気にかかるぞ!という状況になり、私の心臓はバクバクになり、多分少し血圧も上がったと思います。

それ以降は予定通り順調に進み、麻酔の覚醒が少し遅れましたが、ワンコは無事にこの世に戻ってきました。やはり、高齢犬の麻酔は怖いですね。今日のトラブルで私の寿命も数分程度縮まったかもしれませんね。

●2010年03月04日(木)
☆今日のワンコ☆

シーズー犬のショコラちゃんです。9歳の男の子です。飼い主の方にしっかりとしがみついています。不安だったんでしょうね。犬の9歳は人の年齢に換算すると50歳くらいになりますが、小型犬はいつまでもあどけなくて、可愛いですね。

●2010年03月03日(水)
☆今日のニャンコ☆

今日は若い兄弟猫の避妊手術と去勢手術でした。昨年の秋に保護された猫たちですが、オス猫がメス猫に興味を示しだしたので、ヤヤコシイコトにならない内に同時に手術を受けることになりました。手術が終わって、今は隣同士の入院ゲージに入れられてます。いつもの手術を終えた猫たちよりも落ち着いて見えます。安心感があるのかもしれませんね。

写真はプードルのカナちゃんです。8歳の女の子です。綺麗にカットしてありますね。

●2010年03月02日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は9歳のオスの小型犬の会陰ヘルニアの手術でした。トリミングでお尻の横が膨らんでいるのを指摘されました。トリミング前は毛が長かったから分からなかったそうです。

診察すると、お尻の横の筋肉が薄くなって、骨盤腔の中の脂肪などが皮下に出てきて膨らんでいるいることが分かりました。「会陰ヘルニア」です。会陰ヘルニアは直腸が蛇行するのでウンチが出にくくなります。排便時にキャンキャン鳴くので、「愛犬が痔になった」と言って連れて来られることがありますが、痔ではなくて会陰ヘルニアです。

幸い、今日のワンコは排便に問題は出ていませんでしたが、この病気はそのままにして置いても自然に治ることはなくて、ヘルニアがだんだん大きくなると、「ウンチが出にくい」とか、「オシッコをしようとしても出ない」ということになるので、早めに手術でヘルニアを塞ぐことにしました。この病気は、発見が早いほど寄せ集めて縫い合わせる筋肉が残っているので、手術がやり易く、再発も少ないのです。

一方を手術しても反対側がまたヘルニアになることがあるので、再発防止のために去勢手術も同時に行いました。ヘルニアや体表の腫瘍などは、トリミングに行った先でトリマーさんが発見することも多い様です。今日のワンコも早めに見つけてもらってラッキーでしたね。

●2010年03月01日(月)

☆今日のワンコ☆

今日はオスの中型犬の去勢手術でした。去勢手術というのは睾丸を摘出する手術です。オス犬を中性化することで、性格の温厚化、マーキングの防止、お尻の筋肉が薄くなって便が出にくくなる「会陰ヘルニア」、オシッコが出にくくなる「前立腺肥大」、肛門の周囲に腫瘍が出来てそこからポタポタと出血する「肛門周囲腺腫」などの中高年のオス犬特有の病気の予防になります。

今日のワンコの睾丸は、その一つが降りてきてなくて途中で引っかかっていました。陰睾です。陰睾は将来腫瘍化して、ワンコの体に悪影響を及ぼすことがあるので、早い時期に手術で摘出することをお勧めしています。

幸い、今日のワンコの陰睾は股の付け根のところにありましたから、通常の手術と同様に出来ましたが、お腹の中にある時は、開腹して探さないといけないので結構大変です。

通常の去勢手術の傷は1箇所ですが、今日のワンコには股の付け根にもう一つ小さな傷が出来ました。今日のワンコは1歳です。将来を考えると今日の手術は正解ですよ。


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