2020年06月
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●2020年06月03日(水)

今日は10歳の小型犬の抜歯をしました。

歯石の付着のひどい子で、飼い主も週に2〜3回、ワンコから嫌われるのもいとわずに、逃げるワンコを引っ捕まえて、歯磨きをして、歯磨きの後はペーパーでふき取っていました。歯磨きをする時に、多くの歯がグラついていましたから、自然に抜けるのを待っていましたが、なかなかそううまくは行かないので、麻酔をかけて抜歯することにしました。

このワンコ、巨大食道症と気管虚脱をいう先天的な病気を持っていて、一日に数回嘔吐しますし、時々、呼吸困難になることがあります。麻酔のリスクがあるので、鎮静をかける前に、ICUに入れて、酸素を十分に吸わせてから、麻酔をかけて、術後もICUに入れて管理しました。

飼い主の心配を他所に、麻酔の導入も、術中も、術後も順調で、チアノーゼも起こすことなく、普通の子と同じように夕方、おうちに帰れました。4年前も歯の治療と抜歯をしてますが、今回が最後にしたかったので、歯周炎を起こしている歯はすべて抜歯しましたから、残りは前歯が4本と、下あごの歯が2本だけになりました。これで、しばらくは、ひっ捕まえられて、歯磨きをされることはなさそうです。

写真は、退院を待つワンコです。顔が、完全にやさぐれています。「もう、こんなことして・・、また嫌いになちゃうぞ!」てな顔で、飼い主である「私」の顔を見ています(笑)。


●2020年06月02日(火)


フィラリアの検査で中型犬がやってきました。保護犬で、2〜3歳くらいのワンコですが、昨年までの予防歴が不明ですから、検査してから、予防薬を処方することにしました。

検査の結果、フィラリアに感染してることがわかりました。感染はしてますが、いたって元気な子ですから、感染による病気にはなっていません。これから予防していけば、1〜2年以内に心臓の虫は死滅していきますから、これからも元気に過ごせるでしょう。予防しないでこのままにしておくと、心臓に病変ができてきますから、少しの運動で息切れするとか、咳き込むとかいう症状が出て、ワンコの健康度も落ちてきます。

こちらのお宅には、猫もいるそうで、猫もノミ&ダニといっしょにフィラリアの予防ができる「レボリューション」という滴下型の薬を出しました。

猫もフィラリアに感染しますが、症状が急性で、犬の検査キットが使えないので、診断が難しいようです。最近、レボリューションを使うことが多いので、自然に予防できているのかもしれません。

このお宅のニャンコたちは、フィラリア陽性犬と同居することになるので、積極的に予防をお勧めしました。ワンコのフィラリアが陰転したら大丈夫ですけどね。

●2020年06月01日(月)

福間海岸にpaws&handsという動物医療施設が出来ています。ワクチンや注射を打ったり、手術をしたりする病院ではなくて、東洋医学を主体に動物を健康にする施設です。鍼やお灸、マッサージ、リハビリ、漢方薬の投与などです。

リハビリには、施設の前のビーチや裏の松林も使ってます。マッサージしたり、自然の中を歩かせたりしながら、動物の本来持っている力を引き出してやって、健康を取り戻そう、老化を抑えようというポリシーでやってます。

写真は昨日の福間海岸です。こんなところで、ワンコを散歩させるだけでも、健康度が増しそうですね。

ペットも人も健康になれる施設 Paws&Hands

http://paws-hands.com


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