2019年05月
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●2019年05月25日(土)

☆繁忙期☆

毎年5月のどっかの土曜日は、1年の中で一番来院数の多い日があります。ひょっとしたら、今日だったかもしれません。病気の子が多いわけではなくて、ほとんどがワクチン接種とフィラリアの予防です。

当院では6月から11月まできちんと飲ませている子は、検査しないで予防薬を出しています。フィラリア陽性のワンコに予防薬を飲ませると、具合が悪くなるので、予防薬投与前に、血液検査をして、感染がないのを確認してお薬を処方するのが、ベストなんですが、室内犬で、きちんと投薬してる子は、感染してることはないので、検査なしの処方です。若い先生には怒られるかもしれませんね。ワンコも押さえられて、採血されないので、良いと思うんですけどのね。

●2019年05月22日(水)

☆今日のニャンコ☆

「最近食欲がなくて痩せてきた」ということで、オス猫が来院しました。保護猫で、昨年去勢手術を受けています。その時の
体重が3kgで、今日は2.8sです。保護されたときはすでに成猫でしたから、年齢は不詳ですが、まだ若い感じがします。

歯周炎と口内炎がありましたから、食欲不振の原因はこれじゃないかということで、痛み止めの注射を打って、ある程度回復したら抜歯することをお勧めしました。

その後も食欲不振が続いているということなので、血液検査をすることにしました。抜歯の時に麻酔をかけるので、その前の健康チャックも兼ねています。

「まだ若そうなので、特別わるいところはないと思いますが・・」なんて言いながら、検査結果を見ると、「あらま、腎機能が落ちてる・・」。

食欲不振の原因は、腎機能が悪くなっていたのです。この数値では麻酔はかけられませんから、まずは、腎臓の治療を始めることにしました。幸い、当院にある高カロリー栄養食はパクパク食べるので、栄養をつけながら、お薬の毎日飲んでもらうことにしました。

まだ若い猫みたいだけど、腎臓が悪くなることもあるんですねぇ〜、高齢猫だと多いんですけどね。

●2019年05月21日(火)

☆先週のニャンコ☆

自力で食べられるようになったニャンコ、注射や強制給餌にあまり抵抗しない子ですが、私たちがゲージから出すために抱き上げると、ニャオニャオと嫌がります。いつもは、ゲージの中でじっとしてます。特に警戒してる感じはしませんが、やはり居心地は悪そうです。

そのニャンコに、いつもお世話をしてる方が面会に来てくれました。いつも一緒に居る飼い主というわけではなくて、食事を与えてる方です。発情期になると2〜3週間は姿を見ないこともあるそうですから、それほど親密な関係ではなさそうです。

ところが、その方が彼を抱き上げると、スリスリ、ゴロゴロ、ベタベタとなつきます。体を摺り寄せて喜んでいます。やっぱり、分かるんですねぇ〜。退院したら家に入れてもらえるといいなぁ〜。

●2019年05月20日(月)

☆先週のニャンコ☆

先週、顔を膿でドロドロにして来院したニャンコが、なんとか自力で食べれるようになりました。

下あごを真ん中から折ってたのでワイヤーで止めましたが、上と下のかみ合わせがずれていて、上手く口が閉じないので、自力では食べれませんでした。事故による頭部外傷が原因でしょう。左目も視力を失ってるようなので、頭部を強く打ったのでしょう。ヘロヘロになりながら、帰ってきたそうですから、良く命が持ったものです。

注射器を使って流動食を与えると、食べていましたが、帰ったら、また外猫になるので、自力で食べられるようにならないと退院できません。

室内猫だと、「こんな風にして食事を与えて下さいね」とやりかたを飼い主の方に教えて、退院させますが、この子はそういうわけにはいかないのです。帰ったら、またどっかに行っちゃう可能性もあるのです。

その子が缶詰をなんとか自力で食べれるようになりました。まだ上手には食べれないので、ポロポロとこぼしますが、注射器はつかわなくて良くなりました。なんとか、今週中には帰れそうです。せっかく良くなったんだから、また、事故にあうようなことがないと良いんだけど・・。

●2019年05月18日(土)

☆歯石の除去と抜歯☆

今日は7歳の小型犬の歯の治療でした。歯石が付いて歯周炎を起こしてグラついている歯もありそうなので、麻酔をかけて、超音波スケーラーという器具を使って歯石を除去し、グラついてる歯は抜歯して、抜いた後は歯茎は縫合して終了です。

最近、「無麻酔で歯石の除去や抜歯をやります」というところがありますが、犬は大人しくさせてくれるのかなぁ〜、歯石の処置を受けるのは高齢な子が多くて、中には心疾患のある子も居て、押さえつけて処置したりしたら、ショックを起こしそうで怖いですね。

一度、動物病院以外でも歯石を取ったりしてもいいのかと、獣医事に詳しい方にきいたことがありますが、歯石とガリっととるのは、爪切りを同じようなものと判断すると、ペットショップやトリミングでやっても良いそうです。

どこを選ぶかは、飼い主の方の判断ですね。

●2019年05月17日(金)
☆当院のニャンコたち☆

1歳の眠はまだ遊びたい盛りで、私の手や足にタックルしてきます。私が相手してやらないと、20歳のばあさん猫の竹にタックルします。竹は迷惑そうにしてますが、眠の顔をペロペロなめてから、スタスタとどっかに行っちゃいます。それぞれの猫のマイペースな動きが、見てて面白いですね。

●2019年05月15日(水)

☆今日のニャンコ☆

「外猫が3週間ぶりに帰ってきたら、顔が膿でどろどろになってました」と、年齢不詳のオス猫が来院しました。いつもは、近くをウロウロしてるそうですが、発情期になると、2〜3週間留守にすることがあるそうです。

顔を見るとたしかにドロドロです。はじめはケンカによる外傷かな?と思いましたが、膿がでているのは、鼻と口でそれが顔に引っ付いて、ドロドロになってるようです。

下あごを見ると、右と左がグラグラしています。この子、どうも事故にあって顔面を強打したようです。顎が真ん中から折れているので、左右がグラグラになってます。

猫は、長い間食べれなかったようで、脱水も酷かったので、2日間点滴と強制給餌で体力を回復させてから、麻酔をかけて、顎の骨を寄せる手術と、去勢も同時に行いました。顎の手術はあんがい簡単で、ワイヤーを下あごの犬歯の後ろに通して、ギリギリと締め上げて、左右を寄せるので10分程度で終わります。

退院後はまた外に放されるので、しばらく入院させて、自力で食事が食べられるようになったら退院させようと思ってます。いくら、餌をもらってるとはいえ、外で生きていくのは大変ですね。

●2019年05月14日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は3歳の小型犬の不妊手術でした。大人しくて可愛いワンコです。飼い主の方に抱っこされて嬉しそうに来院して来ました。手術の段取りや、退院の予定などをお話している間も、穏やかに尻尾をふっていました。

お預かりして、ゲージに入れて、飼い主の方が立ち去ると表情がいきなり暗くなって、不安いっぱいの顔に・・。私が近づくと、逃げることはないのですが、不安いっぱいの顔で、じっと目を見てます。私が視線を動かしても、追って来ます。「私をどうすんですか?」ってな表情です。言葉が通じたら、「眠ってる間に終わるから、心配しなくても大丈夫だよ」と声をかけたいくらいです。

鎮静薬をうつために、ゲージから出すと、うんちがポロリ・・、よっぽど怖かったんですね。手術はいつも通りに終わり、麻酔から覚めたワンコは、まだ鎮静薬が効いているので、トロンとしてますから、先ほどまでの不安感はなさそうです。明日、飼い主の方が迎えに来たら、嬉しがるだろうなぁ〜。

●2019年05月13日(月)

☆繁忙期☆

毎年5月は1年の中で一番忙し月です。どこの動物病院も同じだと思いますが、狂犬病の注射、フィラリアの予防や、ダニ&ノミ対策で、多くのワンコたちが来院してきます。基本的に健康な子たちが来院してきますが、当院も開院して25年以上になり、高齢な子も多くなり、1年に一度の来院ですから、血液検査やレントゲン検査で健康チャックをすることもあります。

検査結果に異状がなければ「良かったですね」ということになり、異常値が見つかると、「今日検査を受けてて良かったですね、これから治療を始めましょうね」ということになります。見つかる病気は、心臓疾患、腎臓疾患、高血糖など・・、人を同じですね。我々も、同級生で集まると健康ネタで盛り上がってますからね。「お前、血糖値なんぼや?俺なんてなぁ〜」。

9時の診察開始時間は少し混みあいますから、来院が一段落する11時位に来院していただくと、待ち時間が少なくて済みそうです。

●2019年05月11日(土)

☆ワンコの不妊手術☆

推定年齢4〜5歳のメスのワンコの不妊手術をしました。3年前に今の飼い主の方から保護されたワンコです。この時、すでに成犬になっていたので、1〜2歳位かな?と思ったので、推定年齢は4〜5歳です。

保護されたとき、フィラリア陽性だったのですが、通年で予防薬を飲ませてもらったので、昨年、陰転しました。その子の不妊手術です。

以前、フィラリアに感染していたのですが、特に問題もなく、通常通り手術を終えました。退院の時に、「なぜこの年齢で手術を受けようと思ったんですか?」とお尋ねしました。普通は、1歳位で手術を受けることが多く、この子も保護犬ですが、受けるんだったら、もっと早い時期だったんじゃないかな?と思いました。

飼い主のお話では、この子、大人しくてほとんど吠えない子なんですが、発情が始まると、ちょっとした隙間を見つけて脱走するんだそうです。お庭で飼っているそうですが、日ごろは全く問題ないのですが、発情が始まると柵の小さな隙間を鼻でグイグイと押し広げて、外に出て行ってしまうので、発情中はゲージの中に閉じ込めないといけないので、それが大変なんだそうです。

やはり、子孫を残そうとする本能なんですね。以前、メスのシーズー犬を飼ってて、お相手を見つけて、交配させて出産しましたが、このお相手のオス犬、当院から500m位離れてところにあるのですが、当院のメス犬が発情期になると、玄関から脱走して、トコトコと当院にやってきてました。飼い主もなれたもので、「〇〇来てませんか?最近落ち着かないので、多分、そっちの犬が発情してるんじゃないかと・・」。

本能、恐るべしですね。

●2019年05月10日(金)

☆ワンコの妊娠鑑定☆

ワンコの妊娠期間は平均63日です。交配して1か月位すると、エコー検査で妊娠の有無が分かります。この時はまだ頭数ははっきりとは分かりません。「一頭だけじゃなさそうだな」くらいしか分かりません。胎児の骨格がレントゲンに写るようになるのは、交配後55日前後です。この時期になると、頭や背骨の数で頭数がわかります。

最近、ワンコの妊娠鑑定が2件ありました。どちらも、メス犬を飼ってる方で子供を望んでいる飼い主の方たちです。お相手は、繁殖を専門にしている、いわゆるブリーダーさんにお願いすることを勧めていました。「散歩途中で会うオス犬」というのも候補にあがりますが、最近のワンコは野性味を失ってる子が多いので、なkなか交配がうまくいかないことが多いのです。

発情が始まって12日前後に排卵することが多いので、この時期を狙って、交配させます。メス犬をオスのところに連れて行きます。この交配日を決めるのに、スメアー検査を行います。膣の中に綿棒をいれて表面の細胞を取って、顕微鏡を見て、交配日を決めます。

妊娠鑑定をした2頭も、当院でこの検査を受けて交配日を決めましたから、結構プレッシャーがかかります。妊娠してないのがわかると、飼い主の方は、がっかりしますから、少しドキドキしながらエコーを見ます。

今回は2頭とも妊娠してました。次は、出産が近くなってから来院していただいて、レントゲンで頭数を確認します。この時に、出産に関する注意点や難産の判断基準をお話しします。

●2019年05月08日(水)

☆便秘の猫☆

ウンチが出なくなった猫が来院しました。「猫の便秘」は時々遭遇します。下剤や高繊維の食事を与えて管理しますが、一度便秘になると、大量に固まった便が大腸に溜まって、腸が拡張するので、再発を繰り返すことが多いのです。

直腸から指を入れて掻きだして対処しますが、硬くて出せないし、猫は暴れるし、なかなか大変です。麻酔かけて対処することもあります。

便が硬いので、直腸から温めた生理食塩水を入れて、便を柔らかくしてから、摘便することもあります。今日のニャンコは、始めは大人しくさせてくれてましたが、途中から、ブチっと切れちゃって、怒り出して、摘便できなくなったので、お腹を優しく揉んで、便を柔らかくして様子を見ていると、柔らかくなった便がドロドロと出だしました。マッサージで腸の動きが良くなったようです。

処置の途中で「外科で大腸を切って摘便して、太くなった腸を切除する治療もありますよ、私はしたことないけど・・。」と飼い主に話すと、「連休中に便秘になって開いてる病院に連れて行こうかとも思ったんですけど、手術します」って言われたら怖いから、自分で頑張って少しだしてやったんです」ということでした。

しばらくは、今日の処置で大丈夫でしょう。猫も大変だなぁ〜、特に変わったもの食べてるわけでもないのに、何で便秘になるんだろう・・。


●2019年05月07日(火)
☆大型連休終了☆

長いお休みが明けましたが、いかがお過ごしだったでしょうか?

当院は、30,1,2日は開けてましたが、いつもと変りない日常の診療でした。連休中は留守電にしてましたが、一日一件程度で、急患もなく、心穏やかに過ごせました。10年ほど前は、何件もメッセージが入って、通常診療よりも忙しかったり、急患で大変だったりしてましたが、近年は、年中無休の病院もあるし、夜間救急病院もあるので、静かに過ごせました。

1年前のGW開けは雨降りでした。その雨の中、作業着を着たおじさんが小さな箱を大事そうに抱えてやってきました。見知らぬ方でしたが、箱の中には、まだ「へその緒」が引っ付いた、小さないなり寿司くらいの大きさのビショビショに濡れた黒猫が入ってました。まだ生まれたばかりの子猫でした。

「道端に落ちてて、まだ息してるみたいだったから、ほっとくわけにもいかないので・・」と困惑気味のおじさん、こっちも困惑しましたが、知らない顔も出来ないので、「当院で面倒みますから、置いてって良いですよ」と預かりました。実は、「母親から見捨てられた新生児ネコは、弱いから子育て放棄された子が多いので、雨にも濡れてるし、体温も下がってるし、多分、明日の朝までは持たないな」というのが本心でしけど、保育器に入れて、ポットボトルにお湯入れて「湯たんぽ」代わりにして、保温してやりました。

今日その保育器の中の入れられて困ってるのは、その時の子猫の一年後です。持ち前の生命力で新生児の期間を逞しく生き抜いて、当院の猫になった「眠」です。ペットと飼い主も一期一会ですね。多分、この子が私と生涯を過ごす最後のペットになるのでしょうね。一歳の誕生日おめでとう!これからもよろしく!!


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