●2005年03月31日(木)
★今日のワンコ★ 先日、自宅で手術後の遅い昼食をとっていると、病院の方から電話が入りました。交通事故のワンコが来院したそうです。交通事故の場合、その程度は、瀕死の重傷から軽い怪我まで、千差万別です。診るまでわかりません。連絡を受けた途端に、旺盛だった食欲は、パッタリと消失し、とりあえず落ち着くためにお茶をゴクリと飲んで、病院に戻りました。 連れてきた方は、加害者(?)の方で、狭い路地を左折したところ左側にワンコが寝ていたようで、曲がった時にワンコがキャンと鳴いたので、そのまま抱いて、車に乗せて来院しました。 症状の程度や場所を確認するために、歩かせてみましたが、異常はありませんでした。歩行に異常がないと、まず一安心です。骨折や脱臼があると、足を着けませんし、骨盤や背骨を傷めている時は、立ち上がることもできません。 ワンコの左足の先に少し血が滲んでいました。どうも、足先を踏まれた様です。傷を消毒して、化膿止めの処置をしておしまいです。ワンコは、歯の状態などから推測すると、かなり高齢のようでした。暖かくなって、道端でお昼寝でもしている時に足を踏まれたのでしょう。 ワンコには首輪は付いていましたが、放されていましたから、連れてきた方が、元の場所に戻しておくことにしました。ワンコも高齢になると、耳や目が不自由になって、身近に危険が迫っているのに気付くのが、遅れますから、飼い主の方が気をつけてあげないと、いけませんね。
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