2006年12月
[] [過去の日記一覧] [管理]
●2006年12月30日(土)
★今日のニャンコ★

猫には「血栓症」という厄介な病気があります。心臓に問題がある猫で発病します。心臓の動きが悪いので、心臓の中に血の塊ができて、それが何かの拍子に流れていって、下半身の血管に詰って、下半身が麻痺してしまいます。

下半身に血が流れないので、後ろ足の先は冷たくなって、爪を深く切っても出血しません。詰った当初は猫はとても苦しがりますが、しばらくすると感覚がなくなるのか、静かになって、前足だけで動きます。突然発病するので、飼い主の方は一体何か起こったのかわかりません。

発病の経過や、症状から診断はすぐにつきますが、治すことが難しいのです。血栓溶解剤を注射しますが、あまり効果に期待できません。開腹して、詰った血栓と取り除く手術や、足の動脈から細い管を入れて、血栓を移動させる手術もありますが、どこの病院でも出来る手術ではありませんし、術中に死亡することも多いのです。

血行が回復しないと、猫はだんだん弱っていきます。自力で排尿出来ないので、尿毒症になることもあります。

今日の午前中にこの病気の子が来院しました。これから毎日通院していただいて、血栓溶解剤を注射する予定です。今日で当院の今年の診療は終わりましたが、しばらくは気の休まらない日々が続きそうです。

来春は4日からの診療です。4日は木曜日なので午後が休診になりますからご注意ください。来年も皆様の愛犬、愛猫が元気に過ごせることを願っています。どうぞ良い年をお迎え下さい。




●2006年12月29日(金)
★今日のワンコ★

ビーグルのルルちゃんです。4ヶ月目の女の子です。昔のビーグルは、デカ目で、体がガッチリして、乱暴な子が多かったけれど、最近のビーグルは、小柄で優しい子が増えました。ルルちゃんも優しい顔をしています。「カメラに興味深深だけど、ちょっと怖いな」って感じのワンショットですね。

●2006年12月28日(木)
★今日のワンコ★

イタリアン・グレイハウンドの血統が入っているのは、ステンキーちゃんです。3歳の女の子で体重は6kgです。純粋なイタリアン・グレイハウンドの体重は3〜4kgということですから、小型の愛玩犬ですね。

●2006年12月27日(水)
★今日のニャンコ★

今日は、猫の避妊手術でした。お庭で餌だけ貰っている猫ですが、上手く捕まったので、手術を受けるために連れてこられました。

いつものように、ゲージの隙間から麻酔の注射を打って眠らせました。通常は、当院で一泊して帰りますが、飼い主の方は、「連れ帰ったらすぐ庭に放すので、心配だからもう一泊させてください。上等で美味しいものを食べさせてあげて下さい」というご希望でした。さて、何のメニューにしようかな?

写真は、ビション・フリーゼのねぎじろうちゃんです。9歳の男の子です。珍しい犬種ですが、細かくカールした毛が可愛いですね。

●2006年12月26日(火)

★今日のワンコ★

今日はオス犬の会陰ヘルニアの手術でした。

会陰ヘルニアという病気は、去勢手術を受けていない中高年のオス犬にたまに見られます。お尻の横の筋肉が薄くなって、直腸が曲がるので、その曲がった部分にウンチが溜まって、出にくくなります。ワンコは頑張るのですが、うまく出せなくて、キャンキャン鳴きます(泣く?)から、飼い主の方は切なくなります。

今日のワンコも、この病気になっているのが今月初めに判りました。その時に病気の説明と手術の話をしました。飼い主の方は、しばらく便を軟らかくする食事を与えてみるということでしたので、様子を見ていましたが、排便痛が良くならないので、年内に手術することにしました。

この病気は早い時期に手術した方が、上手く行く確立が高いのです。薄くなった筋肉がまだ残っている時は、それらを寄せ集めて縫い縮めることが出来ますが、筋肉がほとんどなくなっている状態では、縫い代がなくて大変です。人工物を入れることもありますが、体にとっては「異物」ですから、術後の経過が悪いことがあります。

手術は上手く行きましたから、今日のワンコも飼い主の方も、爽やかにお正月を過ごすことが出来るでしょうね。


●2006年12月25日(月)
★今日のワンコ★

ヨークシャー・テリアのチロちゃんです。11歳の男の子です。人に換算すると50代後半くらいだと思いますが、歯がきれいで元気そうなワンコでした。

●2006年12月22日(金)

★今日のワンコ★

今月始めに、股関節を脱臼したワンコが来院しましたが、今日も股関節脱臼の10歳のオス犬が来院しました。前回のワンコはフローリングで足を滑らせて脱臼しましたが、今日のワンコは、階段で足を滑らせて関節が外れてしまいました。

普通は、この程度で股関節を脱臼することはありませんが、この子達、生まれつき関節が浅い(股関節形成不全)のです。若い時には、まだ関節に柔軟性がありますが、年を取るに従って、関節がいびつになって、柔軟性もなくなってきます。それに肥満などが加わると、いよいよ悪くなって、ちょっとした衝撃で外れてしまうのでしょう。

今日のワンコも、麻酔をかけて脱臼を入れるのですが、上手く入ったと思ってレントゲンを撮るために足を延ばすと、それだけでまた外れてしまいます。何とか外れないように手で押さえながら、テープを巻いて固定しました。

1週間後に再検査をしますが、再脱臼していたら、手術も考えなければいけませんね。


●2006年12月21日(木)
★今日のニャンコ★

1歳のオス猫のチャチャ丸君です。今日は外傷の治療で来院しました。他の猫とケンカしたようです。小さな傷だったので、ホッチキスの様な外科用の器具で、縫合しました。治療が終って、逃げ出すスキを虎視眈々と狙っているようですが、当院のAHTの細腕がガッチリと捕まえていますね。

●2006年12月20日(水)

★今日のニャンコ★

8ヶ月目のオスのニャンコがワクチン接種で来院しました。診察台に上げてもビクビクすることもなく、どっしりと落ち着いています。

接種が終って、飼い主の方に去勢をする時期が近づいているので、手術をお勧めしました。成猫になると、オスはマーキングを始めます。おうちの中のアッチコッチにオシッコを引っ掛けて、強烈な匂いを撒き散らすので大変です。

また、外に出る猫は、メスが発情期になると、オス同士がケンカをして、ひどい傷を受けて帰ってくることもありますし、その内、メスを追いかけてどこかに行ってしまって、帰ってこなくなることもありますから、ほとんどの飼い猫は生後1年以内に手術を受けています。

そんなお話を飼い主の方にすると、「この猫は度胸が据わっているし、男前なので、子孫を残してやりたいんです」。

こんな考え方があるとは、思ってもみませんでした。確かに、去勢や避妊手術は、人側の考え方で、猫にとっては、迷惑な話なのかもしれませんね。弱いものが淘汰されて、強いものだけが生き残って子孫を残していくというのが、自然界の姿ですから、しっかり励んで、立派な子孫を残して下さい。ワクチンも打ったことだし、少々の病気には負けないと思いますよ。

●2006年12月19日(火)
★今日のワンコ★

ボーダーコリーのレックちゃんです。2ヶ月目の男の子です。ワクチン接種で来院しましたが、飼い主の方の所にやって来てからあまり日にちが経っていなかったので、健康診断だけ済ませて、ワクチン接種は、少し延ばしました。

まだ2ヶ月なのに、体重は5kgもあります。とても元気なワンコでしたよ。

●2006年12月18日(月)

★今日のワンコ★

今日は8歳の小型犬の歯石の処置をしました。

先月、当院に初めてワクチン接種で来院してきたワンコですが、その時、歯石が沢山付いているのが判りましたから、早めの処置をお勧めしていました。歯の処置は全身麻酔で行いますから、ワンコがまだ元気な時に処置した方が安全に出来ますし、歯石が溜まって歯周炎を起こしていると、健康な子と比べて、口の中の細菌の数が多いので、それが体内に入って健康に良くないのです。

麻酔をかけて口の中を良く見ると、かなり歯周炎が進んで、歯がグラグラになっていましたから、歯石を取るのと同時に、抜歯もしました。悪い歯を抜いていったら、全部で11本の抜歯になりました。

悪い歯をそのままにしておくと、顎の骨まで腐食させてしまいます。年をとってから目の下が腫れたり、片方から青バナが出て治らない時は、歯根炎が原因のことが多いのです。

今日のワンコは、早い時期に処置できましたから、これからの健康管理には、とても有益だったと思います。歯の健康な子は長生きします。これは、人といっしょかな?

●2006年12月16日(土)
★今日のワンコ★

フレンチ・ブルドックの風(ふう)ちゃんです。昨年の3月生まれの女の子です。風ちゃんは、昼間は一人でお留守しています。仕事から帰って、風ちゃんが喜んでお迎えに来てくれたら、疲れも吹っ飛ぶでしょうね。

●2006年12月15日(金)

★今日のワンコ★

今日は、12歳のビーグル犬の目の上に出来たイボを切除しました。

小さなイボが上マブタに出来て2〜3年経ちます。前々から切除をお勧めしていましたが、延び延びになって、今日の手術になりました。腫瘍は放っておいても自然に小さくなることはありませんから、若くて元気な時に早めに切り取ることをお勧めしています。

イボによっては、無理に切除する必要のないものもありますが、マブタに出来るイボは、大きくなると目の表面を刺激するので、結膜炎を起こしやすくなります。今日のワンコのイボは、小指の頭大になって、すでに表面から出血していました。

麻酔を入れるために血管に管を入れますが、日頃からあまり病院には来たことがないワンコで、大暴れして抵抗します。「こりゃ〜!しっかり押さえんかい!」とAHTを叱咤激励しながら、処置を進めると、ワンコは急に大人しくなりました。舌の色を見ると、色が少し黒ずんでいます。麻酔前から少し気になっていましたが、どうもこのワンコ、心臓があまり丈夫ではないようです。

麻酔薬を入れてモニターをつけると、心拍数が落ちて、血液中の酸素濃度も下がっていました。すぐに血管から薬を注入して、事なきを得ました。処置は1時間ほどで終りました。ここで麻酔を切ります。通常ですと10分位で目覚めますので、入院室に移しますが、今日のワンコは麻酔の覚めが悪くて、入院室に移すまでに1時間近くかかりました。

やはり麻酔をかける処置は、若くて元気な時の方が安全です。ワンコの1年は、人に換算すると5年位になりますから、処置を2年延ばすと、人では、10年後に手術することになりますね。

●2006年12月14日(木)
★回復したピー★

日曜日に何者かに刺されて顔中が腫れたピーですが、飼い主の献身的な介護?(タダ、頭をドライシャンプーで拭いていただけですが・・)で、元の顔に戻りました。

月曜日の写真があまりにもすごかったので、元に戻った顔を掲載します。「あ〜大変だった」って顔しています。別の犬みたいですね。

●2006年12月13日(水)
★今日のワンコ★

今日は、中型犬の歯石の処置をしました。麻酔をかけて、超音波スケラーという器械を使って、歯石を取り除きます。歯医者さんで使っているものと同じだと思います。歯周炎が進んで、歯の周囲の歯茎が炎症を起こして、グラグラになった歯は抜歯しました。

今日のワンコは、まだ8歳で元気な子でしたから、安心して麻酔をかけることができましたが、10歳以上のワンコで、心臓に持病のあるワンコだと、処置が終って麻酔から無事に醒めるとホッとします。歯の汚れが気になるワンコの飼い主の方は、早めの処置をお勧めします。

写真は、MDの仁ちゃんです。4歳の男の子です。今日はワクチン接種で来院しました。

●2006年12月12日(火)
★今日のワンコ★

チワワのハニーちゃんです。3ヶ月目の男の子ですが、体重はまだ800gしかありません。こちらのお宅には、チャッピーちゃんというオスの3歳のコーギーが居ます。まだ引き合わせてはいないそうですが、チャッピーちゃんは、とても活発でヤンチャなワンコなので、2頭で暴れてハニーちゃんに怪我をさせないように、充分注意していただくことをお願いしました。

極小チワワは犬とは別な生き物と考えて、ガラス細工を扱うように注意して飼って下さいね。

●2006年12月11日(月)
★「マイク・タイソン顔」になったピー★

昨日は血液学のセミナーで博多に行ってました。昼休みに携帯をチェックすると、家人からメールが入っています。

「ピーの顔が腫れて、とても痒がっているのだけど、どうしたらいい?」

そう言えば、朝出がけにチラリと顔を見たときに、「あれぇ、なんか顔がチャウチャウに似てきたけど、こんな顔だったかな?」と思いながらも、遅れそうだったので、急いで出かけてすっかり忘れていました。

まぶたの上が特に腫れていましたから、ムカデかハチに刺されたようです。メールでアレルギーの薬の処方を教えて、注射してもらいました。

写真は、その時の写真です。目の上が、10ラウンド戦ったボクサーみたいにデコボコになっています。腫れと痒みが引くまでには、3〜4日かかるでしょう。何にチョッカイ出したのでしょうね。

●2006年12月09日(土)

★今日のワンコ★

今日は、シーズー犬の耳の中に出来たイボ(腫瘍)を切除しました。耳の奥から、カリフラワーの様な物がニョキニョキと出来てきて、耳の穴を塞いでしまいました。

シーズー犬は、耳の中の分泌物の量が多い上に、毛が生えています。耳は大きくて垂れているので、外耳炎の多い犬種です。それに加えて、腫瘍が耳を塞いでいるので、通気性が悪くなって、あまり良い環境ではありません。外耳炎が進行すると、耳の奥がただれてきて、化膿してきます。痛みも伴うので、ワンコは耳を触らせなくなります。

耳の中に出来る腫瘍は、耳垢腺腫という良性のものから、耳垢腺ガンという悪性のものがありますが、今日のワンコの腫瘤は、健康な部分との境界がはっきりしていて、切除し易く、出血も
ほとんどなかったので、良性腫瘍と思われました。

耳の中がスッキリなったワンコは、先ほど飼い主の方といっしょに帰りました。再発しないと良いですね。

●2006年12月08日(金)
★太ったマツ★

十字架にされているのは当院の猫のマツです。太ってお腹が出てきたので、記念写真を撮られました。食欲が落ちる夏の体重は4kgだったのですが、食欲旺盛な秋を過ぎて、1kg近く増えています。寒い冬に備えて、皮下脂肪を蓄えているのかもしれませんね。姉妹猫のタケも同じように太っています。

●2006年12月07日(木)
★今日のワンコ★

ノンちゃんです。4ヶ月目の女の子です。ノンちゃんは、ボーダーコリーとシェルティのミックス犬です。今日はお腹をこわして来院しましたが、飼い主の方にお話をお伺いすると、どうも食べ過ぎが原因の様でした。食欲旺盛で、ボーダーコリーとシェルティの血統が入ってます。きっと活発なワンコになるでしょうね。

●2006年12月06日(水)

★最近の猫の病気★

寒くなって、木枯らしが吹き始めると、ネコ風邪(伝染性鼻気管炎)が流行します。セキやクシャミが出て、結膜炎で目がショボショボになります。症状が重くなると、目はほどんど開けられなくなって、青ハナをズルズルとたらして、口からはヨダレがダラダラ、食欲もなくなります。ウイルス性の伝染病ですが、以前と比べて、この病気にかかる猫が少なくなりました。ワクチンの接種率が上がったのと、室内飼いの子が増えて、外の猫との接触がなくなったのが要因でしょう。

逆に増えているのが、膀胱炎や尿石症です。膀胱の中に砂が溜まるのが原因です。室内飼いで食欲旺盛な太った猫に見られるので、「猫のぜいたく病」とも言われています。猫は避妊手術や去勢手術を受けると太ってきます。尿石症はキャットフードに含まれるマグネシウムが原因ですが、食欲旺盛な猫は、マグネシウムを取りすぎるのです。最近、この病気の予防のために、手術を受けた猫のためのフードが出来ました。サンプルがありますから、ご希望の方は、スタッフに申しつけ下さいね。病気は治療よりも予防が一番です。

●2006年12月05日(火)
★今日のワンコ★

ミニチュア・プードルのチェロちゃんです。3ヶ月目の男の子です。ワクチン接種での来院です。

●2006年12月04日(月)
★今日のワンコ★

チワワのマロンちゃんです。生後2ヶ月目の女の子です。体重はまだ500gしかありません。飼い主の方のポケットに入るくらいの大きさです。今日は、ワクチン接種で来院しましたが、まだ小さいので、ワクチン接種は少し先に延ばすことにしました。

ワクチン接種が終わるまでは病気に対する免疫がありませんから、他の犬との接触は避けた方が良いのですが、一歩も外に出てはいけないわけではないので、少しの時間、お庭に出す程度であれば、そんなに心配することはありません。

●2006年12月02日(土)
★今日のワンコ★

今日は当院のモップ(シーズー犬、推定年齢15歳)の背中のイボを切除しました。良性腫瘍だと思いますが、高齢ですし、体力が落ちてくると急に大きくなることがあるので、元気なうちに手術することにしました。

人様のワンコだと、この年齢ですと、事前にレントゲンや血液検査を行って、健康状態を把握してから麻酔をかけますが、いつも見ている我が家の犬ですから、静脈を確保することもしないで、気楽に麻酔をかけました。この事が後で大変な事態をまねきました。

手術を始めると、だんだん心臓を打つ回数が減ってきました。1分間に180回くらい打っていた心拍数が、150,100,80・・と落ちてきました。この位だとまだ余裕がありますが、急にストンと20以下に下がりました。緊急事態です。すぐに麻酔を切って、人工呼吸に切り替えて心拍を上げる薬を打ちますが、横着をして、静脈に管を入れてなかったので、薬を血管から入れることができません。

大慌てで、手術用の手袋は外して、血管に管を入れて薬を注入しました。その間、心電図を見ると、ほとんど心臓が止まってました。幸い緊急処置が間に合って、その後は心拍も上昇し、無事に手術を終えることができました。

死の淵から蘇ったモップは、麻酔が醒めても、しばらくはボーとして、動くことが出来ませんでしたが、夕方過ぎから、いつもの調子に戻りました。今日はきっと臨死体験をしたことでしょう。河の向こうのお花畑が見えていたかもしれません。

危うく愛犬を、麻酔で死なせるところでした。やはり油断禁物ですね。麻酔から覚めたモップに何回も謝りましたよ。

写真は、復活したモップです。手にはまだ慌てて入れた管が入っています。

●2006年12月01日(金)

★今日のワンコ★

今日は脱臼の処置をしました。

体重7kgの室内犬です。毎日飼い主の方が帰って来ると、バタバタとフローリングの床に足を取られながら、走ってお迎えに来ます。昨日も同じようにお迎えに行って、2段ほどの段差を飛び降りたところ、気が付くと、右足を上げていました。

今日になっても良くならないので、当院に来院しました。飼い主の方が触ろうとすると痛がります。足は全く着けないようです。レントゲンを撮ると、股関節を脱臼しているのが判りました。通常、股関節脱臼は、交通事故で起こることがほとんどですが、生まれつき股関節のはまり具合が浅い子は、今回のようにチョットしたことで、脱臼することがあります。

治療は、麻酔をかけて、足を捻じって関節を入れる方法と、手術で治す方法がありますが、今回は、とりあえず、手術しない方法で治すことにしました。テレビレントゲンのある病院に搬送して、レントゲンを見ながら、関節を入れました。再脱臼しないようにテープで固定しましたが、この方法は、メスを入れないので、ワンコには負担になりませんが、元々が浅い関節ですから、再脱臼しやすいのが難点です。2週間ほどの運動の制限が必要です。

滑りやすいフローリングの床でワンコを飼っている方は、ワンコが滑らないように注意してあげてくださいね。



WebDiary CGI-LAND