●2008年09月29日(月)
★今日のワンコ★ 今日は3歳の小型犬の歯の処置をしました。このワンコ、時々右ほほの上が腫れていました。「多分歯根炎からの腫れじゃないかな?」ということで、麻酔をかけて調べることにしました。歯石も少し付着していますから、その処置も同時にやります。 歯石の処置や抜歯をするワンコは10歳前後が多いので、今日のワンコは若い年齢での処置になります。麻酔をかけて、右の奥歯を見るとグラグラしています。やはりこの歯が原因で歯根炎を起こしてホッペが腫れたのでしょう。アゴが小さくて、歯がしっかりと上アゴの骨にはまっていないと、若いうちから歯と歯茎の間に物が詰まって歯周炎を起こすのでしょう。 右の奥歯を含めて全部で5本抜歯しました。大人しいワンコですから、口の中の手入れも飼い主の方はできるそうですから、これからは時々、ガーゼなどで歯を拭いてあげると良いでしょう。ワンコは若いだけあって、スパッと麻酔から覚め、夕方お迎えに来た飼い主の方と一緒に帰って行きました。
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