●2019年02月14日(木)
☆夜間病院出務☆ 昨夜というか仕事が終わったの時は日付が変わってたから、今朝というか・・、夜間病院勤務でした。 元気がなくて食欲も落ちていたまだ若い猫は肝臓の異常を示す数値があがっていました。原因ははっきりしませんが、「急性肝炎」の診断がついていました。 アルミホイルにするめを包んでいたところ、ホイルごと食べちゃった猫、腰を痛めて、急に立ち上がれなくなった高齢の小型犬等々・・。 ワクチン接種や不妊、去勢手術、歯科や皮膚病の治療が多い当院では、1位か月分に値するくらいの、急患症例を診たかも・・。 その中で気になったのが、お電話だけでの相談でしたが、手作りチョコレートを手のひら半分くらい食べてしまった大型犬の飼い主から電話がありました。犬のチョコレート中毒は、大量に食べると、ケイレン発作をおこして死亡することもあります。チワワなどの小型犬で、板チョコ一枚が致死量に相当します。特にカカオの含有量が多いビターチョコなどが危険です。調理用のチョコが一番危険だそうです。 当院でも過去に、職場で女子職員からもらったチョコをお父さんがカバンにかくしていたところ、飼っている小型犬が見つけ出して、ほとんど食べてしまった事件がありました。この時は吐かせる処置をしましたが、大量のチョコが出てきて、その後、自宅に帰したところ、軽いケイレンが出だしたので、点滴主体の入院治療で回復したケースがありました。 時節柄、ワンコの周りにチョコがあることが多いので、ご注意下さいね。
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