2019年06月
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●2019年06月28日(金)

☆今日のワンコ☆

今日は10歳のオスの小型犬の肛門周囲にできたイボを取りました。「肛門周囲腺腫」という良性の腫瘍で、去勢手術を受けていないオス犬に見られます。腫瘍は良性なのですが、表面が破れて出血するので、なんともあんばいが悪くなるので、「お尻から出血するので、犬が痔になったのかも?」と来院することもあります。

ワンコに麻酔をかけて眠らせてから、電気メスでチョイチョイと切り取って行って、縫合して終了です。電気メスを使うので、出血もそれほどありません。再発防止のための去勢手術も同時に行うことが多いのですが、今日のワンコは飼い主(男性の方)のご希望で、腫瘍だけ取り除きました。

全部で4個取ったから、再発しないと良いですね。

●2019年06月26日(水)

☆今日のニャンコ☆

今日は4歳のオス猫の抜歯でした。

外で飼われている去勢済みのオス猫ですが、食事を食べる時に食べにくそうにしているということで連れて来られました。口の中を見ると、左側の下あごの歯が抜けて、歯茎が炎症をおこしてました。まだ2〜3本残っているので、これを抜いてしまったら、炎症が軽くなるのでは?と考えました。

麻酔をかけて口の中をよく見てみると、他の歯にも歯周炎がみられましたから、そこも抜歯しました。歯を抜くと骨が露出しますから、歯茎を縫い合わせて、治療終了ですが、この、歯茎を縫うのがなかなか大変です。口の中ですから、狭いし、他の歯や顎がじゃまして、器具を思う様に使えなくて、皮膚を縫うようにはいきません。ここで活躍するのが、ライト付きの拡大鏡です。TVの手術風景に出てくる、「提灯アンコウ」みたいな器具です。結構高額なので、買うときに迷いましたが、それまで使っていたキャンプ用の頭に着けるライトと比べると、格段の違いで、いまはこれなしで手術はできません。

そんな器具を使いながら、1時間位で処置を終えました。猫の抜歯もかなり頭数をこなしたので、以前と比べると時短になりました。

●2019年06月25日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は体重2kgの9歳の小型犬の臍ヘルニアの手術でした。

以前からおへその部分にフワフワとしたふくらみがあったのですが、指で押すと引っ込むし、まだ小さかったので様子をみてましたが、ここ最近、親指の頭くらいにまで大きくなって、引っ込まなくなったので、手術することにしました。

ワンコに麻酔をかけて、出っ張りの真上を切開して、周囲の組織を剥がして、お腹の中から穴を通って出ている脂肪を切り取って、穴を塞いで、手術終了です。

手術は1時間位で終わって、夕方、スッキリしたお腹になってお家に帰りました。

●2019年06月22日(土)

☆今日のワンコ☆

口からダラダラと血を流した15歳の小型犬が来院しました。ワンコの元気は良いのですが、口からポタポタと出血しています。気持ちが悪いのか、時々頭を振るので、それが飛び散って、なかなか大変なことになってます。

歯周炎がある子なので、多分、歯が抜けたかで、そこからの出血だろうと推測して、それだったら、すぐに止まるだろうを止血剤を打って、お預かりしました。そのままお返ししても、また出血したら困るだろうと判断しました。

朝いちばんで来院した方ですが、お昼まで見てても出血しないので、止まったかな?と安心して昼ごはんを食べてたら、スタッフから「また、出血してます」と連絡が・・、。

口の中からの出血は間違いないのですが、なかなか良く見せてくれないので、はっきりと出血部位が分かりません。ひょっとしたら腫瘍からの出血も考えられます。高齢なので、あまり麻酔はかけたくなかったのですが、眠らせないのと診れないので、麻酔をかけました。

眠らせて口の中を見ると、あれほど出血していたのに、出血部位がわかりません。右側の上あごの奥の臼歯がグラついています。ここからの出血かも?ということで、抜歯して、歯茎を縫合しました。腫瘍などはありませんでした。

グラついている歯の歯茎からジワリジワリと出血して、それが口の中に溜まって、時間が経過すると、ポタポタと口から漏れ出したのでしょう。抜歯と歯肉の縫合でそれ以降は出血しませんでしたから、夕方、お返しすることが出来ました。

●2019年06月21日(金)
☆今日の眠☆

なかなか梅雨入りせず、今日は蒸し暑い日でした。PCを見ている私の横で、長〜くなって、緩んでいるのは眠です。ついちょっかい出すと、ジロリとにらまれます。どっちがご主人かわかりませんね。1年前はやっと離乳できたころだったのにね。

●2019年06月19日(水)
☆今日のワンコ☆

チワワのケンシロウ君です。4歳の男の子です。狂犬病のワクチン接種で来院しました。診察台の上でどこ見てるのかな?

●2019年06月18日(火)

☆今日のワンコ☆

今日は10歳のワンコの乳腺腫瘍の摘出手術でした。体重は10kgです。

乳腺の一番後ろ側に幼児のこぶし大の腫瘤が出来ていました。1か月ほど前にどうしたら良いですか?と相談を受けたので、ワンコの年齢も考えて、このままにはして置かない方が良いのでは・・とお答えしていました。腫瘤は下の組織にくっついていて、少し取り難そうな感じでした。上の方の乳腺を触ると、そこにも腫瘤があって、こっちも一緒に取りましょうとお話していました。

麻酔をかけて、ワンコを仰向けに寝かせて腹部から胸部にかけてよく見てみると、反対側の胸にも腫瘤があるのがわかりました。こっちは、薄く広範囲に広がっていたので、術前には気づきませんでした。

結局、下腹部に1個、左の胸に2個、右に1個の全部で4つ切除しました。当初は、2時間位で終わるかな?と予想してましたが、3時間近くかかり、傷も、胸の上から、下腹部までで、30センチ近くの及びました。

それだけ広範囲に乳腺や下の筋肉まで切り取ってるのに、ワンコは強いですねぇ〜、少し強めの鎮静剤を使いましたが、夜には、私が近づいてゲージのドアを開けると、出てきそうになりました。

年を重ねて、それぞれの腫瘤が大きくなって、転移したり、破れたりすることを考えると、今日の手術は正解でしたね。しかし、動物は強いですねぇ〜、人だったら、こんなに切り取られたら、しばらくは痛いのと、突っ張るので、起き上がれないでしょうからね。

●2019年06月17日(月)

☆夜間出務☆

土曜日は北九州夜間救急病院の出務でした。私が診たのは、急に体を痛がって動きが悪くなった小型犬と、飼い主の薬を食べちゃったワンコでした。

薬を食べちゃったワンコの飼い主の方は、食べたお薬の残りを持参されてました。お薬は肝臓病の薬で、それほど副作用はないものでした。飼い主が留守中にお薬を食べちゃったワンコは時々見ますが、ほとんどの子がパッケージごと噛んでグチャグチャにしてる子が多くて、嘔吐させると、お薬は溶けてしまって、パッケージの銀紙だけが出てくることが多いのですが、今日のワンコは、綺麗に中身だけ取り出して食べてました。

食べてから時間が経過していたし、パッケージの銀紙はほとんど残っていましたし、来院前に一度嘔吐してましたから、吐かせる処置をしても、あまり意味がないと判断して、点滴だけで、お返ししました。

しかし、器用に薬だけ取り出したものです。どんなふうにして取り出したんでしょうね〜、手があるわけでもないのに・・・。

●2019年06月15日(土)
☆今日のワンコ☆

診察台の上でお利口さんに伏せているのは、MDのゆきちゃん、6歳の女の子です。狂犬病のワクチン接種で来院しました。

●2019年06月14日(金)

☆今日のワンコ☆

鼻の上を腫らした若いワンコが来院しました。活発な男の子なので、どこかにぶつけたのかも?と飼い主の方は言ってます。しばらく様子を見ていると、腫らしたところから、少し出血して、少量の膿も出るようになりました。同居犬と喧嘩でもしたのかな?と思い抗生物質を処方しましたが、なんとなくスッキリと良くなりません。お薬を変えても、良くなったり、再発したりを繰り返します。

ひょっとしたら、何か異物が入っているかも?以前、足の化膿が治らない犬に麻酔をかけてその部分を探索すると、植物の種というか茎の様なものが出てきたことがありました。

今日のワンコも同様の処置をして、空いてる穴を少し広げて鉗子を入れて挟んで引っ張り出すと、鉗子の先に5mmくらいの植物用のものが出てきました。

犯人はコレです。こんなものが入っているから、化膿が治らなかったのです。しかし、何をどうしたら、こんなものが、鼻の上に入ったんだろう?以前の犬は足でしたから、分かるのですが・・。

●2019年06月13日(木)
☆福間海岸の夕日☆

週末と休日は福間海岸で過ごしていますが、今日は綺麗な夕日でした。春と秋には、宮地嶽の参道の先の海に夕日が沈むということで、多くの人たちが宮地嶽神社に集まっていますが、それ以外の日でも、海までくれば綺麗な夕焼けが見れます。夕方は涼しいし、ほとんどのカフェがワンコ同伴OKなので、散歩がてらにどうですか?

●2019年06月12日(水)

☆今日のワンコ☆

「何度も排尿の恰好をするけど、オシッコが出ません」と16歳のメスの小型犬が来院しました。オスが尿道結石などが原因でオシッコが出せなくなることはありますが、メス犬がオシッコが出せないということはあまり聞いたことがありません。

過去には、大きな膀胱結石が膀胱の出口にポンと詰まって出なくなった子は見たことがありますが、今日のワンコのレントゲンには結石は写っていません。膀胱炎で頻尿になって、何度もオシッコに行くのを「オシッコが出てない」と思う飼い主の方は多いのですが、今日のワンコの膀胱にはしっかりとオシッコが溜まっていますから、本当に出てないようです。

「尿道や周囲の組織に腫瘍が出来て、それが尿路を圧迫してるのカモ?、そうなると大変だぞ」なんて思いながら、とりあえず、尿道に管を入れてみることにしました。幸い、大人し子でしたから、スタッフに押さえてもらって導尿を試みました。

尿道口から管を入れるとスルスルと入っていきます。特に抵抗もなく、そこから注射器を使って吸引するとオシッコが出てきました。閉塞はありません。普通の状態です。

お話をお伺いすると、5月くらいから頻尿の症状はあったそうで、漏らすのは年だからかな?と思っていたそうです。オシッコには潜血反応が出てますし、濁ってますから、膀胱炎は起こしています。

多分、膀胱炎が慢性化して、高齢なのでいきむ力が弱くなって最後までオシッコが出せなかったので、膀胱麻痺が起きたのでは?と推測して、膀胱炎の治療をすることにしました。

若い子だったら、多分こんなことにはならなかったかもしれません。高齢動物にはいろんな事が起こりますね。メスの排尿困難に慢性膀胱炎が原因なんて、教科書には載ってないよなぁ〜。

●2019年06月10日(月)
☆竹と眠☆

年の差20歳です。いつもはつかず離れずですが、たまに引っ付いてます。眠のチョッカイがしつこいと竹は嫌がってますが、なんとなく仲が良さそうです。

●2019年06月08日(土)

☆最近のノミ対策☆

ワンコのノミ、ダニ対策は、内服薬を使う方が増えてきました。大昔は「ノミ取り首輪」これは今でもあって、一回装着したら3か月有効なので、経済的なんですが、独特の匂いがするので、室内犬が多い昨今、使う人が居なくなりました。

その次に出たのが、全身にふって地肌にすりこむタイプのお薬、これは今でもあって、効果もあり、当院でも、不妊、去勢手術で来院してきた猫で、ノミが付いているときは、使っていますが、手間がかかるのと、猫が嫌がる(当院でふる時は、麻酔で眠ってるから問題ないのですが)のが難点ですし、大型犬にはふるのが大変です。

そえから、首の所のに落とすスポットオンタイプのフロントラインに代表されるお薬、これも今でも使ってますが、最近、少し効果が薄れてきてるような気がします。

そして、飲ませるタイプのお薬、出始めは、副作用が気になったので(事前のセミナーでは全く心配ないとのことでしたが)少し慎重になりましたが、問題は出てこなかったので、ワンコには積極的に勧めています。猫のものもありますが、嘔吐することが多いので、使ってません。

皆さんは何を使ってますか?

●2019年06月05日(水)

☆海のワンコたち☆

最高気温が30℃を超えるような日があり、福間海岸もにぎやかになってきました。朝方や夕方に海岸を散歩してる地元のワンちゃん以外に、飼い主と一緒に車でやってくるワンコたちが居ます。ほとんどが、チワワやパピヨン、トイ・プードルなどの小型犬です。フレンチブルなどの短頭種も居ます。

日ごろは、エアコンの効いた室内で生活してるのでしょうけど、飼い主が「天気も良いし海に行こうかな?」という気になって、連れて来られるのでしょう。気温が30℃を超えても、海の風はまだ涼しいのですが、砂浜は素足で歩けないほど熱くなっています。

先日見た光景ですが、可愛い洋服を着せられたチワワが2頭、飼い主と一緒に砂浜を歩いていました。熱くて歩けない位に焼けた砂浜を歩かされて、地面に近いから、チワワが居るところの外気は、40℃近くになってるんじゃないでしょうか?それに洋服まで着せられて・・、チワワにとっては苦行以外の何物でもないんじゃないかな?ゼーゼー、ハーハー言いながら歩いているフレンチブルも大変な目にあってると思います。

そして飼い主のほとんどが、若い女性かカップルです。まあ、中高年は海には来ませんから、そういうことになるんでしょうけど、きれいにカットして、着飾った小型犬を連れて海岸を散歩すると、皆からは「可愛い〜」て声かけられるし、何か一つのファッションになってる気がします。

海岸のカフェはほとんどペット同伴可ですから、せめてカフェ止まりにして、砂浜を歩くのは、夕暮れ近くになってからが良いじゃないかなあ?熱中症になって、泡ふいてひっくり返ってる姿が浮かぶんですよねぇ〜、こんな光景を見ると、「今日開いてる宗像の動物病院は??」なんてことが頭をよぎります。

●2019年06月04日(火)

☆耳掃除☆

動物病院で診察することが多いのが、皮膚病と外耳炎です。「耳が痒い!!」と来院するのは、シーズーやアメリカン・コッカなどのたれ耳の子か、アトピー性皮膚炎の好発犬種である柴犬が多いようです。

外耳炎の治療はまずクリーナーで外耳を洗浄することから始まります。外耳炎を起こす子は耳垢が溜まりやすいので、まずそれを取り除いてから、適切なお薬を注入し、必要があれば内服薬も処方するという手順です。ワンコは耳に洗浄液を入れられて、それをガーゼや綿棒で拭きとられて、お薬を入れられるので、当然嫌がります。

実は、自分自身が左耳が詰まった感じになって、多分、耳垢が溜まってるんじゃないかと、耳鼻科を受診しました。耳垢が強固に奥の方に詰まってみたいで、暖かな生理食塩水を入れられて、10分ほど放置されてから、耳洗浄で耳垢を取ってもらいました。これがなななか心地よい・・。誰かに耳垢を取ってもらったことなんて子供の頃以来ないので、「誰かの膝枕で耳掃除をしてもらうのって、こんな感じかな?」なんて不謹慎なこと思いながら、女医さんの処置を受けてました。診断名は「耳垢栓塞除去(複雑)」でした。

今度、ワンコの耳洗浄するときは、洗浄液を少し温めて入れてあげようかな?

●2019年06月03日(月)

☆フィラリア予防の注射薬☆

3〜4年前から、一年に一回打ったら、フィラリアの予防が出来る注射薬が出て様子を見てましたが、副作用情報も聞かないので、今年から当院も導入し、お知らせのDMに、「一回打てば予防できる注射薬もありますよ」と書き加えて、はがきを出しました。

どれくらい反響があるかな?と思ってましたが、5月が終わった時点で数頭(当院もポチも含めて・)使いました。粉上のお薬を溶かして使いますが、溶かして4週間以内に使い切るようになってます。

打つ量は、体重1kgあたり0.05mlですから、かなり少ない量です。ただ、溶解液がかなりドロドロなので、あまり細い針では詰まってしまって打てません。

体重20kgのワンコで1ml打ちますから、やはり、最低でも10kg以上ないと使いにくいですね。体重2kgだと、0.1mlですから、ほんとにこれで大丈夫??という感じになります。

毎月の投与がめんどうだな?とか、忘れてしまいそう、とか、うちの子は薬飲むのが上手じゃやないし、何かに混ぜてもすぐ気づいて食べないし・・、なんて子には便利かもしれませんね。

当院のポチには使いましたが、Pはおやつ大好きなので、従来通りチュアブルタイプの予防薬を毎月飲ませようと思ってます。美味しいから喜んで食べますからね。


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